歩いたメモ

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過去の思い出、主に登山のメモを残すブログです

谷川岳 - 平標山縦走 夏に暴風で凍死しかける 2017年6月20日 - 21日

2017年6月20日 - 21日に谷川岳に行った際の記録。

 

コース

1日目:天神平 - 谷川岳山頂 - エビス大黒避難小屋

2日目:エビス大黒避難小屋 - 平標山 - 平標登山口

 

谷川岳に登った後、西の平標山に向かって縦走しようという計画。

天気予報は1日目は晴れ、2日目は雨。

そのため、1日目の晴れてる間できるだけ先まで進むという計画でした。

 

 

1日目

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谷川岳ロープウェイで天神平まで移動。

 

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天神平から山頂に向けて歩く。

 

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部分的に雪が残る。雪用装備は持ってきてなかったため、滑らないよう慎重に登る。

 

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10時52分 谷川岳山頂トマの耳に到着。

 

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11時7分 谷川岳山頂 オキノ耳に到着。

 

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山頂からの景色

 

頂上で昼食を食べた、

分岐点がある肩ノ小屋まで戻ります。

分岐から西に向かって進みました。

 

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肩の小屋から見た西の縦走路

 

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オジカ沢ノ頭 13時9分

 

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小障子ノ頭 13時55分

 

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大小障子ノ頭 避難小屋の中を覗く

 

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大障子ノ頭

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晴れてて景色の見晴らしがいいし気持ちいい。

 

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万太郎山頂 16時8分

万太郎山では吾策新道から登って来たというおじさんと出会う。

おじさんは吾策新道を下りるらしい。

気を付けてと言われ別れる。

 

越路避難小屋に17時前に着く。

もう夕方なので、ここの避難小屋に泊まろうかとも思ったが、

明日雨の予報だから、今日中にできるだけ進んでおいた方がいいだろうと思い

さらに2時間歩いたところにあるエビス大黒避難小屋まで歩くことに。

 

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道が続く

 

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18時48分 エビス大黒ノ頭

 

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避難小屋が見える。

 

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19時15分 エビス大黒避難小屋に到着。

 

小屋で一夜を過ごす

 

2日目

仙ノ倉、平標山を目指す

翌朝5時過ぎに目覚める。

外は雨が降っているようだった、

避難小屋の中にも雨水が垂れて寝袋を濡らしていたので、急いで畳む。

食事を食べ、6時前には出発する。

進むが風が強めだった。歩けないほどではなかったので、耐えながら進む。

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6時37分 仙ノ倉山頂に到着。

雨で展望はない。

 

ここから少し進んだ場所が問題だった。

とてつもなく強い風が吹いてくる

 

歩こうとすると、風で横に倒されてしまう。

先に進めない、四つん這いになり手で木道を掴みながら進む。

 多分草原で風をさえぎる物がないせいだろう。

(下の動画1分18秒あたりの場所です)

 

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8時5分 平標山山頂に到着。

 

南からかなりの強い風が吹いてくる。南方向に向かっては歩けない。

道の脇に隠れて一旦休憩

後は下山するのみだ、下山ルートは

  • 南の平標山ノ家経由
  • 西の草原上の尾根経由

の2通りあった、草原上だと風が強そうなので、草原でない南を進みつもりだった。

だけど、山頂に着いた時間帯は南から風が吹いてきていた。

風が止むのを待つのも考えたけど、早めに下山したかったので、

西方面の草原上の尾根に進んでしまう。

 

この選択は間違いだったと思う。

 

風で死にかける

西方面の登山道に進む。

草原でさえぎる物がないおかげで、風が強い。

普通に歩こうとしても風で倒れてしまう。

 

またザックにカバーを付けていたが、風で剥がされてしまう。

剥がされる度にカバーを付けなおすけれども、

その度に風で剥がされるので途中からザックにカバーを付けるのは諦め、ザックはずぶ濡れになる。

 

風の影響を避けるため姿勢を低くして四つん這い気味になり進む。

そのうえで

 風を我慢して一気に進む

 少し休憩する

を繰り返して進む

 

もしこのとき、風に乗って重いものが飛んできたら、避ける余裕なくて死ぬなと思った。

 

進んでいたけど、寒さで限界が近くなる。

風で寒い、服を重ね着してレインウェアも着ているけどそれでも寒い。

トムラウシ山で凍死した人もこんな感覚だったのかと思う

 

そこからさらに進んだところに、強い横風が吹くエリアに遭遇する。

下動画1分22秒の箇所


谷川岳ー平標山縦走 2017/6

 

この時点で寒さで死にかけてたから、ここの風を突破するのは無理だと判断。

 

朝は早く下山しようと思っていたのを、

時間は掛かっていいから生きて下山するという目的に変更する。

 

この時点で風に吹かれ寒さで体を動かす元気はなかった。

一旦避難として、道から外れた細い木の側まで移動し、そこでツェルトを被り休憩する。

ツェルトを被っていたが、それでも風が四方八方から吹いてきて寒い。

でも風が直に当たらないだけマシか、

そうしていながら、うつらうつらしていた。

 

昼過ぎ

昼過ぎに目をはっきり覚ます。

下山の計画を考え直す。

  •  今いる平標山 西の草原は風を遮るものがないから、風をまともに受ける。
  •  平標山南の道であれば、最初は風をまともに受けるけど、ある程度進めば樹林帯に入るから、風を避けられる。

 

そういうことで平標山頂に戻ることにした。

風はまだ強いままだったが、四つん這いになり風をできるだけ避けながら戻る。

苦労の末、平標山頂まで戻る。

山頂側の道で両脇の土が高く、風を避けれる場所があった。

そこで、再びツェルトを被って休む。

それで、またうとうとしていた

 

16時過ぎ

次にはっきり目が覚めたとき16時過ぎだった。

この時間は、朝昼ほど風が強くなかった。

 

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16時18分 寝ていた場所から撮った平標山頂

 

風が弱いうちに急いで、平標山南に向かって下山。

 

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16時41分 平標山の家に到着。

このあたりから木々が多いので、風を気にする必要はない。助かった。

 

後は登山口まで歩くのみ。

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下山途中の道

 

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18時43分 平標登山口バス停側の道路

バスが来るまでの間にずぶ濡れになっていた服を着替える。

19時過ぎに来たバスに乗り越後湯沢駅まで移動。

 

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越後湯沢駅を撮影

 

お腹がすいたので、店を探す。

閉まっている店が多かったが、味らく茶やという店が開いていたので入る。

 

店主からどこ行ってきたのかと言われ山に登って来たと答えると、驚かれる。

店主曰く、今日は風が強すぎてどこの店も閉まっているらしい。

味らく茶やも、昼は店閉めてたけど、夕方から営業しているとか。

 

お疲れ様と言われ、ご飯大盛のサービスをしてもらう。

腹が減っての食事はおいしいな。